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スウェーデンの鉄郵印 [外国切手]

消印の中でも船内印とか、鉄郵印は別格で人気者。
僕も好きで、入手の機会があれば手に入れています。ただし、条件として特別なプレミアムを支払ってまで買うことはありません。

スウェーデンの鉄郵印もそうしたものの一つとして、少しづつですが拾っていました。
画像は、その中からの1枚。

15004.jpg

台切手は、オスカー2世。
スウェーデンの鉄道開通は1856年ですが、1863年頃までには郵便車内での区分け作業など、いわゆる鉄道郵便車の体裁が整ったようです。
そして、オスカー2世シリーズが使われる時代には、多くの種類の鉄郵印が使われています。

画像は、PKXPタイプと呼ばれる消印で11タイプに細分されますが、本例はタイプ4に分類されるものです。
1896年9月24日の使用例ですが、左端に「No 2」と見えますね。
スウェーデンの鉄郵印では、この番号が大切で、この番号で路線が確定されます。

ただし、路線番号は改定されることがあるので、正確には路線番号と年月日の組み合わせで確定します。
本例のばあいは、Nassjo〜Malmo間の使用例です。
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