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惜しいなぁ・・・ [外国郵便史]

15246.jpg

画像の切手は、フランスのタイプ・サージュ。
誰でも知っている切手です。
で、今日の話しは、その切手の方ではなくて、フラフラの何とも情けない消印。

画像の切手は、15年(或はもっと前?)ほど前に入手したロットの中から出て来た1枚で、その後、日の目を見ないままずっと仮貼りリーフに貼られたままのものです。

二重丸印の周囲に点線の外円が付いている形式で、" Armand Mathieu " の消印カタログで CACHTES B と分類されている消印。
この消印は、1885年から使用が始まった配達専門の僻村局と呼ばれる局で使われた消印で、時々ある送達郵便物に押されたもの。

使用年は " 87 " と読めるので1887年と確定できるのですが、局名も、県名も読めないので、どうにもなりません。
タイプ・サージュの専門家の調査では、1000枚に1枚は無いと言われているようです。
鮮明消しだったら、僕の所には回って来なかったでしょうね。

ただ、僕の前の所有者は、この消印の素性はご存知なかったようです。
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