SSブログ

コレクション本 [雑記]

仕事が忙しくて、更新が進まず申し訳ないです。

日本の郵趣界には「コレクションをいかに育てるか」という視点に立った本が不思議とありません。
そうした現状を打破しようとする企画が1998年前後に有り、コレクション本の刊行を目指していました。
以下は、その時に計画された目次です。

はじめに:切手コレクションの楽しさ

第1部:切手コレクションへの誘い
第1章:国別コレクション
(1)カタログコレクション
 1a (レンジの広いカタログコレクション)
 1b 手彫切手コレクション
 2 日本切手のカタログコレクション
(2)専門コレクション
 1a ネパール初期コレクション
 1b プラハ城切手コレクション
 2  外国切手の専門コレクション
(3)ゼネラルコレクション
 1a 中近東ゼネラルコレクション
 1b 中南米ゼネラルコレクション
 2  外国切手のゼネラルコレクション

第2章:テーマチクコレクション
 1 現代史コレクション
 2 テーマチクコレクション

第2部:収集に役立つ話
第3章:切手コレクションとその入手
 (1)切手商
 (2)国内オークション
 (3)海外オークション
 (4)JPS部会その他
 
第4章:カタログ・文献・情報整理
 (1)カタログとハンドブック
 (2)郵趣団体、定期刊行物、図書館、文献商
 (3)インターネット
 (4)情報整理
 
第5章:切手展
 (1)国内展
 (2)国際展
 
おわりに:マイナーゼネラルへの誘い

執筆者も決っていて、最後には全体の半分ほどの原稿が集っていたと記憶しています。
最終的には諸般の事情で刊行されずに頓挫してしまったのですが、実際に刊行されていたとしたら、後年それなりの評価は受けていたと思います。

もう17年も前のことなので、記憶もあやふやな部分があるのですが、売り切れたら終りではなくて、後進の人達がいつでも入手できる体勢を目指していたと思います。
その頃には、既に電子出版がありましたから、そんなイメージを描いていたような気がします。

このコレクション本が成果として形にならなかったのは、かえすがえす残念でなりません。
コメント(2) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。