SSブログ

オープンカバー [雑記]

13571.jpg

画像は、国際展への出品作品からの1リーフ。
元々のカバーの大きさは半分なのですが、裏面を見せたかったのでオープンカバーにしちゃいました。

本例のようにカバーの裏面を見せたいばあい、カラーコピーで80パーセント程度に縮小したものを示して、カバー自体はオープンにしないで、そのまま展示する手法が圧倒的に多いと思います。
僕も以前には、そうした手法で作品を作っていたのですが、どうしても見栄えが悪い。
そりゃ、そうですよね。実物の隣に質感の全く違うコピーが並ぶのですから。

僕はどうしても、その異質感に馴染めなくて、もう10年以上も前からオープンカバーを採用しています。
裏面を見せたい時には、何のためらいもなくバッサバッサと切ってしまいます。
このカバーを開くという行為に抵抗感があって、どうしても出来ないという方がいらっしゃいますが、僕のばあいは、見た目の美しさを優先しているので全く抵抗感はありません。

オープンカバーにする時には、その開く方向をよく考えないと、開いた時に切手や消印のバランスが悪くなってしまい、見るに耐えないカバーになってしまうことがあるので、切る前に切る方向を慎重に判断しなければなりません。

画像のばあいは、切断方向が適切なので切手の位置が中心に集って来ていますが、逆方向に切ると切手が上下方向に離れて展開してしまうので、まとまりのないオープンカバーになってしまいます。
コメント(1) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。