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西ドイツ・童話シリーズ [外国切手]

小学生の時に読んだ大谷博さんの『切手集め大作戦』は、子供向け解説書の大傑作であると今でも思っています。
その中に紹介されていて妙に印象に残ったのが、西ドイツで発行されていた慈善切手の「童話シリーズ」。
おそらく、後年発行された日本の「昔話シリーズ」は、この「童話シリーズ」が参考になっていたのではないでしょうか?

「童話シリーズ」の最初は1959年の「星の銀貨」で、これ以後、1967年発行の「ホレのおばさん」まで、9集で36枚の大きなシリーズになっています。

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画像は1963年の「狼と七匹の子山羊」。
このように低額面から高額面へと、物語が進み、4枚でそのあらすじを紹介する構成なのですが、一番最初の「星の銀貨」だけは、3枚で物語を語り、一番高額面ではグリム兄弟の横顔を図案として、グリム兄弟を紹介する構成となっています。
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