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全日展 [切手展]

今年の全日展は、参観者が少なかったですね。
なぜでしょう?
「今年は、少ないよね」という声を何人もの方から聞きましたから、僕だけの印象ではないでしょう。

1泊だけだったので小さなカバンで出かけたのですが、皆さんからお土産を色々といただいて、帰りははち切れんばかりのパンパンに。
大したこともしないのに、お土産だけいただいてしまい、皆さんありがとうございます。

それにしても、作品のあちこちに「いいなぁ」「ほしいなぁ」と思うマテリアルがあちこちに。
鉄郵の北陸線区間便が押されたカバー。
関東大震災の罹災郵便で、東京中央→福井県今立郡国高村宛のカバー。
どちらも素敵。
特に後者は、手元に福井→日本橋宛の安否確認郵便で、配達不能差戻しカバーを持っているので、これとセットにして貼れたらいいですねー。

今回、改めて感じたのがリーフの大きさ。
今回はダブルリーフや規格外の変則的な大きさのリーフが、とても目立った切手展でしたが、それは脇に置いておいて、通常の大きさ、つまりボーストークサイズであったり、ゴッドンサイズであったり、A4サイズであったりするものです。

どのサイズのリーフを採用するかは各人の好みの問題だと思いますが、結果として、そのサイズを選んだことにより、プレゼンテーションとして合わないと思われるものがありました。
例えば、縦長のA4サイズを選んだことにより上下が空いてしまい、スカスカになってしまったとしましょう。
この場合、A4よりも高さの低いボストークやゴッドンサイズを選ぶことにより、締まったリーフが出来上がります。
また、その逆もあると思います。郵便史で逓送ルートを図示することが多い時には、面積が大きいA4サイズの方が自由度が高く洗練されたリーフになると思いますし、伝統郵趣でもマテリアルの量によっては同じことが言えると思います。

リーフの縦横比とマテリアルの関係、そしてテキストの分量を見極めた上で、どのサイズのリーフが最適なのかを見極め、選択するのがベストではないでしょうか。
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