1972年の国際展参観旅行 [雑記]
下の画像は、1972年にベルギーで開催された BELGICA' 72 への参観募集広告。
小さくて見難いですが、クリックすると拡大します。
日程は17日間!
切手展参観に17日間なんて「いったい、どこまで行く気や!」みたいな日程ですが、フィリンピアの時にはもっと長いコースがありましたから、これでも当時は常識的な長さだったのでしょう。
でも、17日間のうち切手展参観は1日のみ。翌日のオプショナルツアーに参加しなければ、もう1日ありますが、それでも2日間しかありません。
あとはパリ、ロンドン、ベルリン、モンブラン、ローマの観光です。
言ってみれば、切手展ついでにヨーロッパ駆け足旅行が趣旨なんでしょうね。
70年代初期の国際展見学団体旅行は、どの旅行会社が主催でも似たり寄ったりの内容です。
当時の日本の郵趣状況から考えると、何日も切手展会場に通ってメモを取ったり、参考になりそうなコレクションをじっくりと見るなんてことは無かったのでしょう。
ですから、こんな日程の方が参加しやすかったのだと思いますね。
しかも、いくら自由化されていたとは言え、お気軽に海外旅行というわけでもなかったでしょうから、あれも見て、これも見てというのが一般的な時代。
ところで、お値段の方はというと41万5千円。
大卒の国家公務員給与が4万5千円の時代ですから、今だと165万円程度の感覚になるのでしょうか。
一般的な収集家には、まだまだ海外なんて遠い所だったのでしょうね。
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日程は17日間!
切手展参観に17日間なんて「いったい、どこまで行く気や!」みたいな日程ですが、フィリンピアの時にはもっと長いコースがありましたから、これでも当時は常識的な長さだったのでしょう。
でも、17日間のうち切手展参観は1日のみ。翌日のオプショナルツアーに参加しなければ、もう1日ありますが、それでも2日間しかありません。
あとはパリ、ロンドン、ベルリン、モンブラン、ローマの観光です。
言ってみれば、切手展ついでにヨーロッパ駆け足旅行が趣旨なんでしょうね。
70年代初期の国際展見学団体旅行は、どの旅行会社が主催でも似たり寄ったりの内容です。
当時の日本の郵趣状況から考えると、何日も切手展会場に通ってメモを取ったり、参考になりそうなコレクションをじっくりと見るなんてことは無かったのでしょう。
ですから、こんな日程の方が参加しやすかったのだと思いますね。
しかも、いくら自由化されていたとは言え、お気軽に海外旅行というわけでもなかったでしょうから、あれも見て、これも見てというのが一般的な時代。
ところで、お値段の方はというと41万5千円。
大卒の国家公務員給与が4万5千円の時代ですから、今だと165万円程度の感覚になるのでしょうか。
一般的な収集家には、まだまだ海外なんて遠い所だったのでしょうね。
2016-07-12 17:21
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