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セント・ビンセント [外国切手]

セント・ビンセントと聞くと、なんだか如何わしい感じを思う収集家は多いと思います。
何しろ収集家目当ての、どうでもいい切手の乱発国の常連さんですからね。
正確に言うと、セント・ビンセント・グレナディーンですが。

で、今日ご紹介するのは、真っ当なセント・ビンセントです。
セント・ビンセントは、英領の中でもビクトリア女王図案の美しい切手を発行していたことで有名ですね。
下の画像がその中の一例。

15188.jpg15187.jpg

左は1891年発行の1シリングで、右は1892年発行の1シリング。
見てのとおり刷色が異なるのですが『スコット』では区別していませんが、『ギボンズ』ではサブナンバーを付けて区別しています。

セント・ビンセント初期の切手は、目打と色の区別がポイントで、あと透しの違いもあります。
古い解説書には紙質の区別も載っているのですが、こちらはどうかな?って感じでよくわかりませんね。たぶん今はそういう分類はしてないように思います。
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