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「福山」違い [日本郵便史]

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画像は、手彫改色カナ入り6銭1枚と、旧小判改色2銭を2枚貼った書留便で、福山局のKG印で抹消されています。

福山局と言うと、大抵の人は備後、つまり今の広島県の福山局だと思うのではないでしょうか?
実は、僕もそう思っていたし、これを売っていたブースの方もそうだったと思います。

そこで、消印データを示すと「渡島・津軽・二・一/福山」。
そうです。なんと大きな勘違いで、広島ではなくて北海道の福山でした。

念のためいつもの『明治郵便局名録』で確認すると、この福山局は、明治15年4月に津軽郡から松前郡へと郡が変わっていました。
ということで、このカバーは古い方の福山局の使用例になります。
なんか、得した気分です。
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