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標語入機械印のバラエティー [日本郵便史]

切手のバラエティーとなると、目の色を変える収集家は普通にたくさん居ますが、消印となると途端に少なくなり、特に機械印ではどの位の人が意識しているのでしょうかね。

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画像は、「共存/共栄/カンイホケン」の標語入機械印で、全くの駄物です。
即売で50円とか100円で買えます。
データは「福井/4, 7, 31/前10-12」。

このタイプには、大正15年10月支給と、昭和3年3月支給の2種類があり、画像のものは昭和3年タイプの方です。
その区別は、画像の赤丸の部分と「カンイホケン」の字体でできます。

福井局では、昭和3年には他の標語印を使っているので、もしかしたら3年に他局で使用していたものを、お古として4年に使ったのかもしれません。

標語印もタイプ別分類を意識すると、なかなか奥が深い収集対象になります。
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