SSブログ

『フィラテリストマガジン』第9号 [文献]

皆さんは、既に『フィラテリストマガジン』第9号をお読みになったと思います。
僕も毎号文献紹介の記事を書かせてもらっています。
仕事の忙しさによって1本だったり、2本だったり。
今号は超多忙だったので1本だけでしたが、それすら刊行の数日前に駆け込みで原稿を送ったほどです。

今回ご紹介したのは、" DUTCH EAST INDIES 1941 - 1945 " というオークションカタログ。
皆さんもオランダの Roel Boekema については、どこかで名前は聞いたことがあるのではないかと思います。
収集家であり、研究家であり、そして切手商でもあった超有名人。

その彼が行った最後のオークション・カタログが本書です。
内容については『フィラテリストマガジン』をご覧いただくとして、僕が驚いたのは、僕の記事の次にあるジャパン・スタンプの鯛さんの記事を読んでです。
その記事は、JAPEX特別セールを紹介したものでしたが、その最初にフローレス暫定切手が出ており、それがブケマのオークション・カタログに掲載されているものと同一だったこと。
しかも、鯛さんが掲載した切手図版が、僕が紹介したカタログページの図版にも載っています。
偶然とは言え、なんとタイムリーなこと!!
ブケマのオークション・カタログを紹介した甲斐があったというものです。

そして、もう一つ。
それは、池田健三郎さんの喜望峰切手の解説の中に、基本文献の1冊として僕が『フィラテリストマガジン』第7号で紹介した “ POSTAGE STAMPS OF CAPE OF GOOD HOPE “ The Collection formed by SIR MAXWELL JOSEPH 1982 が紹介されていました。

今号の『フィラテリストマガジン』は、なぜか縁のある号でした。
コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。