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『英国切手部会報』199号 [文献]

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数日前に電子版で先行配布された『英国切手部会報』199号の紙焼版が到着。
圧巻は何と言っても佐藤明夫氏による「私のWildingコレクションのできるまで」と「ワイルディングシリーズ・グラビア切手」の2本。

前者は、収集分野やテーマに関係無く、1人でも多くの郵趣家に読んでもらいたい内容です。本稿の親原稿は『郵趣研究』に掲載されていますが、『郵趣研究』や『部会報』といった限られた人の目に止まるものではなくて、より多くの一般的の収集家が目を通す『郵趣』にも掲載してほしいと思います。
読み応えのある記事が無いに等しい『郵趣』も、郵趣としてのコレクション作りに役立つ本稿のような記事を掲載してはいかがでしょうか。

後者の記事は主として作品紹介ですが、佐藤氏の人柄が現われている一節に、作品構成の基本を僕が2006年の全日展に出品したワイルディング・シリーズの作品を手本としていることを、きちんと述べられている点があります。
郵趣家というのは、不思議と自分が参考としたことについて意識的に触れない、或は無視する人が多いのですが、さすがに佐藤氏は誠実です。氏は普段のお付き合いでも誠実そのもので、僕なぞは「見習わねば」と思うことが常ですね。

今号には付録として、ロイヤルメールの " SEAHORSES " の復刻版が付いています。
それが下の画像で、良いものをいただきました。

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