冠10銭 [日本切手]
戦前の記念・特殊切手の御三家の1つが、この冠10銭。
僕の手元にあるのは残念ながら「みほん」切手ではあるけど、無いよりはマシなので日本切手を多少真面目に集めていた頃に、渋谷の坂を上る途中の店(こう書けば何処だかわかりますよね)で買ったもの。
この切手の発売をめぐっての争奪戦は超有名なので、いろいろな方が様々な機会に書かれています。
でも、こうしたことは当時の状況を記録した一次資料である郵趣誌に当たることが一番で、『郵楽』には面白い記事が幾つも掲載されています。
入手枚数の調査では、東京では当時の著名収集家であった藤尾氏が90数枚。切手商を営んでいた前羽氏が60数枚。エーナ兄弟(外人さんでしょうか)は車を乗り回して20数枚。
大阪では、山内氏と言う方が半シートの50枚を入手しています。
また、横浜では某氏がなんと150枚入手されたと記録されていますが、記事の中では不正入手を匂わせています。
極めて一部の収集家は、上記のようにそれなりの枚数を確保したことがわかりますが、著名収集家でも入手0という方が多くいたことも記されています。
この切手、今の収集家でも入手済の方は意外と少なく、リーフに穴が空いたままの方が多いようです。
皆さんのアルバムはどうでしょうか?
僕の手元にあるのは残念ながら「みほん」切手ではあるけど、無いよりはマシなので日本切手を多少真面目に集めていた頃に、渋谷の坂を上る途中の店(こう書けば何処だかわかりますよね)で買ったもの。
この切手の発売をめぐっての争奪戦は超有名なので、いろいろな方が様々な機会に書かれています。
でも、こうしたことは当時の状況を記録した一次資料である郵趣誌に当たることが一番で、『郵楽』には面白い記事が幾つも掲載されています。
入手枚数の調査では、東京では当時の著名収集家であった藤尾氏が90数枚。切手商を営んでいた前羽氏が60数枚。エーナ兄弟(外人さんでしょうか)は車を乗り回して20数枚。
大阪では、山内氏と言う方が半シートの50枚を入手しています。
また、横浜では某氏がなんと150枚入手されたと記録されていますが、記事の中では不正入手を匂わせています。
極めて一部の収集家は、上記のようにそれなりの枚数を確保したことがわかりますが、著名収集家でも入手0という方が多くいたことも記されています。
この切手、今の収集家でも入手済の方は意外と少なく、リーフに穴が空いたままの方が多いようです。
皆さんのアルバムはどうでしょうか?
2017-08-16 18:56
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