鉄道開業の図 [日本切手]
画像は、1972年10月14日発行の「鉄道100年」2種セットの中から「鉄道開業の図」。
日本で初めての鉄道が、新橋〜横浜間に正式開業した1872年10月14日から、100年が経ったのを記念しての発行であることは、皆さんもよくご存知だと思います。
それに先立つ6月12日から、品川〜横浜間で仮開業していたのを受けて「正式開業」としています。
この記念切手は、三代広重が描いた錦絵を題材としており、主題として描かれているのは開業記念列車。
これには明治天皇や皇族をはじめ、明治政府の重鎮や各国の公使等が9両編成の車両に乗り込んでいます。
実は、先ほどから正式開業日は10月14日と記していますが、本当の開業予定日は10月11日だったのです。
ところが、当日は暴風雨となってしまったために、あえなく延期。
そして、10月14日が開業日となってしまったわけです。
下の古写真を見てください。
一目で、切手と同じ新橋駅であることがわかると思います。
そして、重要なのは赤丸の中。
なんと、なんと屋根が壊れて捲り上がっていますね。
軒下の飾り旗が勢いよくはためいているので、撮影した時も強風だったことがわかります。
これほどまでの暴風雨だったのですから、延期も頷けます。
ところで、錦絵の「開業の図」の方では、綺麗サッパリとした駅になっているので、当たり前ですが突貫工事で復旧したのでしょう。
日本で初めての鉄道が、新橋〜横浜間に正式開業した1872年10月14日から、100年が経ったのを記念しての発行であることは、皆さんもよくご存知だと思います。
それに先立つ6月12日から、品川〜横浜間で仮開業していたのを受けて「正式開業」としています。
この記念切手は、三代広重が描いた錦絵を題材としており、主題として描かれているのは開業記念列車。
これには明治天皇や皇族をはじめ、明治政府の重鎮や各国の公使等が9両編成の車両に乗り込んでいます。
実は、先ほどから正式開業日は10月14日と記していますが、本当の開業予定日は10月11日だったのです。
ところが、当日は暴風雨となってしまったために、あえなく延期。
そして、10月14日が開業日となってしまったわけです。
下の古写真を見てください。
一目で、切手と同じ新橋駅であることがわかると思います。
そして、重要なのは赤丸の中。
なんと、なんと屋根が壊れて捲り上がっていますね。
軒下の飾り旗が勢いよくはためいているので、撮影した時も強風だったことがわかります。
これほどまでの暴風雨だったのですから、延期も頷けます。
ところで、錦絵の「開業の図」の方では、綺麗サッパリとした駅になっているので、当たり前ですが突貫工事で復旧したのでしょう。
2019-01-06 17:04
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