12ペンス・カナダ [外国切手]
画像は1968年11月に開催された " The Louise Boyd Dale and Alfred F. Lichtenstein COLLECTIONS " SALE 2から12ペンス・カナダのカバー。
この競売は全11回に分けられているのですが、このうちカナダ関係は4回に分けられて売られています。
そして、12ペンス・カナダは毎回数点がリストされています。
カナダ・クラシックの収集家の悩ましいところは、やはりこの12ペンス切手の存在でしょう。
収集分野に希少な切手を含むばあい、現存1点のマテリアルならば、端から収集不能としてあきらめもつくと思います。
それに対して悩ましいのは、現存5点とか、それ以上の数があるものの、主として資金面から入手が難しいばあいですね。
当該テーマの専門家であるのに、決して入手不可能ではないマテリアルが入っていないと「なーんだ、未入手なんだ」と思われがち。
12ペンス・カナダは、正にこのパターンだと思います。
ボッグスの『ガナダ』によると、この切手の発売枚数は1510枚で、5通のカバーが記録されています。
使用済は、そこそこあって100枚弱らしいのですが、この数だって一般的な普通の収集家には縁遠い残存数ですね。
この競売は全11回に分けられているのですが、このうちカナダ関係は4回に分けられて売られています。
そして、12ペンス・カナダは毎回数点がリストされています。
カナダ・クラシックの収集家の悩ましいところは、やはりこの12ペンス切手の存在でしょう。
収集分野に希少な切手を含むばあい、現存1点のマテリアルならば、端から収集不能としてあきらめもつくと思います。
それに対して悩ましいのは、現存5点とか、それ以上の数があるものの、主として資金面から入手が難しいばあいですね。
当該テーマの専門家であるのに、決して入手不可能ではないマテリアルが入っていないと「なーんだ、未入手なんだ」と思われがち。
12ペンス・カナダは、正にこのパターンだと思います。
ボッグスの『ガナダ』によると、この切手の発売枚数は1510枚で、5通のカバーが記録されています。
使用済は、そこそこあって100枚弱らしいのですが、この数だって一般的な普通の収集家には縁遠い残存数ですね。
2018-06-30 20:23
コメント(2)
いつも楽しく拝見しています。リヒテンシュタインのカタログを持っていないので是非ノバスコシアの部を紹介して頂けたら有難いです。
by 多田由一 (2018-07-01 08:53)
Newfoundland切手について面白い記事があったのでご紹介。
http://www.kelleherauctions.com/magazine/kcc_005/2049C13D44C5D325B3E55B9B442365EA/kcc_005.pdf
丁度100年前、リヒテンシュタインはGeorge H. Worthingtonのコレクションを一括購入、リヒテンシュタインのものは全体的に見て、とりわけBNAはかなりの割合の重要品をWorthingtonのもので負っている気がしますが、その様子がNewfoundland切手でもよく分かります。カナダ、ノバスコシアについても恐らく同様かと思われます。
なおリヒテンシュタインのBNAコレクションは1968年以前にも売却されています。
by わたなべ (2018-07-02 16:33)