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ポーランド・1924年 [外国切手]

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画像は、ポーランドが1924年に発行した通常切手シリーズで、通称「ワシ切手」と呼ばれているもの。
発行理由は、額面単位が改正されたことによります。

この切手の楽しみというか分類の基準は、用紙と目打。
用紙は薄紙と普通紙の2種に分ければいいし、微妙な感じの切手もありますが、さほど分類には困らないと思います。
薄紙が先行して発売されて、普通紙は1925年に入ってからの発行です。

で、問題は目打。
目打ピッチは10〜13.5まであり、当然ながらコンパウンドもありますから、その数20数種類にもなります。
櫛形目打もあることはあるのですが11.75×11.5が1種だけで、種類が多いのは単線目打。
その単線目打もゲージが常に一定ではなくバラつきがあるので、老眼には辛い切手です。

画像は15grの薄紙の単線11.5目打のものですが、上記の分類を突き進めると、この切手だけで40数種類を集めなけれないけません。

使用済ならどの額面も極めて安価なので、物量で分類を楽しむ切手と言えます。

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