SSブログ

第3次昭和5銭中間版の変種 [日本切手]

第3次昭和切手の製造面には、極めて興味深いものがあります。
例えば、下の銘版付田型。
実際は、下2段の20枚ブロックの形をしていて、その特徴からⅠ版であることがわかります。
このⅠ版は、更にα版とβ版に分類できるのですが、それは95番切手でわかりますね。画像は両方ともにα版です。

15535.jpg

15535a.jpeg

それで、このⅠα版ですが田型の右上の位置である86番切手が面白いのです。
86版切手には、下の画像のような特徴があります。
光線が切れているもの(上)と、光線が曲がっているもの(下)です。おわかりになりますでしょうか?
拡大画像の上下は、田型画像の上下にそれぞれ対応します。

15536.jpeg

15536a.jpeg

実際には、この86番切手にはこれらの特徴が無いものも見られるので、それを入れると3種に分類できます。
この3種を揃えるのは、数を見れば難しいことではありませんので、挑戦されるのも面白いと思います。
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。