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イギリス・マーチン50ペンス切手帳 [外国切手]

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画像は、1977年1月26日に発行されたマーチン50ペンス切手帳。

1970年代のイギリスは、止まる所を知らないインフレの影響を受けて、そして慢性化した赤字対策のために、数多くの郵便料金改正を行いました。
そのため、イギリスの切手帳の主流であった10ペンス切手帳は、ほとんど役に立たないようなものになってしまい、その解決策として発行されたのが画像の50ペンス切手帳です。

もともと10ペンス切手帳は自動販売機で売ることが目的でしたので、この10ペンス対応の自動販売機を、当時もっとも大きかった50ペンス硬貨に対応するように改造したそうです。
その甲斐もあって、この切手帳の組み合わせはイギリス国民にとって使いやすいものとして、評判の良い切手帳だったそうです。

文化の違いと言ってしまえばそれまでですが、日本はなぜか切手帳が定着しませんね。
そもそも、普通の家庭で切手の買い置きってしているのでしょうか?
たぶん、切手は必要があれば、そのつど買うものという感じなのでしょうね。
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