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第3次昭和・5銭の版欠点 [日本切手]

昔は一部の人にしか興味を持たれなかった第3次昭和切手も、最近ではけっこうな人気銘柄になりました。
昨年のJapexでは、イギリス(だったかな?)からの出品物に入っていて、ビックリしたのは僕だけではないと思います。

下の画像は、5銭飛燕の版欠点を記録したリーフからの画像で、ポジション5〜10・15〜20のシート右角12枚ブロックです。
このうち、赤枠のポジション6の切手は昔から有名な菊紋章切れで、新井氏の『昭和切手研究』にも採録されています。

15091.jpg

その切手を抜き出したのが、下の拡大画像。
実は、この切手にはもう1ヶ所の版欠点があって、それが印面左下の太陽の光線切れです。

15092.jpg

また、別のリーフには下の画像のポジション6と16の縦ペアが貼ってあるのですが、その部分拡大が下になります。

15093.jpg

菊紋章切れは同じですが、12枚ブロックの切手に確認された太陽の光線切断の特徴がありませんね。
このリーフは20年近く前(リーフの製造年は93年になってます)に作ったのですが、この違いには最近になって気が付いたしだいです。
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