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『料金収納印について』 [文献]

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保田恭三氏による本書は、昭和28年に「消印とエンタイヤ叢書」第18集として刊行されました。
料金収納印というと、地味で面白みの無い分野と思いがちですが本書を一読すると、「こんなにもバラエティがあるのか!」と、誰もが思うのではないでしょうか。

櫛形印に、機械印。
単に櫛形印と言っても、DE欄の有無や、CE欄合体型、C欄のバラエティ。櫛形印模倣の大型印などなど。
その他、たくさん有ります。

旭川局の標語入り機械収納印なんてシャレていて素敵だと思いませんか?

収納印収集の難しさは、どのようにして郵便史として料理すればよいか。
この一点に尽きると思います。単なるハンコ集めでは郵便史としての消印収集にはなりませんから。

本書は、料金収納印を面白くしてくれる一冊です。
コメント(1) 

コメント 1

渡辺達夫

Stamp様は古い文献を、蔵書されており敬服いたしております。
日本の戦後の切手収集は消印研究が先に多々あったと考えます。
中川氏には、大変お世話になりました。消印とエンタイアなしでは。。。
因みに、掛川よりの切符が出てきました。記念に駅員さんから無効で
もらったものです。消印とエンタイアですが、小生が海外赴任中家の者が
処分してしまいまいた。毎回貴重な文献を紹介いただき感謝いたしております。
by 渡辺達夫 (2014-10-11 11:31) 

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