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タンヌ・ツーバ [外国切手]

画像は、タンヌ・ツーバが1927年に発行したもの。
糊の質が悪く、しかも厚いので、表面まで若干染み出てしまっています。

14232.jpg

タンヌ・ツーバと聞いてすぐに分かるのは、ロシア史専門家か切手収集家ぐらいでしょうね。
普通の人なら、まず100パーセント「それなに?」となるはず。

タンヌ・ツーバは、ソ連が併合を目的として、その一歩としてモンゴルから独立させ、それを内外に大きく宣伝するために、ソ連製の切手を多量に発行しました。
ですから、大形のトピカル図案も多いわけです。

画像の切手は、いかにも「タンヌ・ツーバはここだよ」と、宣伝するために発行した切手って感じがします。
最初の切手は1926年の発行ですから、切手発行2年目のもの。
コメント(2) 

コメント 2

cpsj

 ほんの軽い気持ちでタンヌ・ツーバの切手に手を出して20年ぐらいたちましたが、見せられるコレクションとなると非常に難しい収集対象で、いわば、中東の土侯国切手の戦前版かなと・・・最近の郵趣研究にタンヌ・ツーバ発のカバーを掲載しましたが、あのようなものでも収集がかなり困難です。
 このようなタンヌ・ツーバですが、メンヒェン・ヘルフェンの トゥバ紀行 (岩波文庫) が当時のことを知るには良い文献と思います。

by cpsj (2014-10-05 20:01) 

stamp

cpsj さま
ご無沙汰しております。
面白そうな本ですね。なんと表紙が切手じゃないですか!
在庫切れとのことなので、古書で購入します。
by stamp (2014-10-05 22:22) 

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