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「"Interphil '76" の中国切手出品」 [文献]

JPS中国切手部会報『中国集郵』2号(1976年8月)に、その年に米国で開催された国際展の参観記である「"Interphil '76" の中国切手出品」が掲載されています。

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僕がこの参観記に注目したのは、大竜切手の大コレクターとして著名な、 Ireland 氏の展示作品が紹介されているからです。

Ireland 氏の大竜切手については、ロブソン・ローから出版された著名な解説書や、クリスティーズにより1989年に競売に掛けられた時のカタログ等により知るのみで、氏のコレクションが、どのように組み立てられていたのかについては、全く知ることが無かったのです。

もちろん、本稿は幾つもの出品作品を紹介することが主旨なので、氏のコレクションのみに多くの誌面を割くわけにはいきませんが、それでも7フレームにわたる各フレームの割付けや、主要リーフの内容など、必要最低限の情報を知ることができ、大竜切手の歴史的なコレクションの展示記録として、今となっては貴重な報告だと思います。
コメント(1) 

コメント 1

渡辺達夫

なつかし郵趣誌ですね。小生の収集時代は、デビットコレクション売りたて後の
1966年JPS
中国切手例会です。水原氏、大貫氏
岡田氏等が活躍中でした。大竜切手の
カバーは高値の花でした。単片は水原氏
から例会でみんなに分譲して頂き一応
カタログコレクションはなんとか?
できました。
by 渡辺達夫 (2014-05-07 20:15) 

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