SSブログ

「手彫切手はあなたにも買える」 [文献]

子供の頃に切手商で毎月貰えたのが、切手商組合が出す『スタンプニュース』。
下の画像は、その90号(昭和46年6月)で、その中に「手彫切手はあなたにも買える」と題する啓蒙的な記事が掲載されています。

14043.jpg

記事の主旨は、記念切手の中でも高嶺の花だった「見返り美人」や「月に雁」を買う値段で、安価な手彫切手を何枚も買うことができるので、手彫切手は全く手が届かない切手ではない。というもの。

その例として、
・「月に雁」9000円に対して、竜半銭は7000円。
・「蒲原」(値段未掲載)に対して、房2銭なら2枚。
・「月に雁」と「見返り美人」15500円に対して、安価な桜切手9種(リスト掲載)なら14900円。
と紹介されています。

昭和46年というと、その数年前から続く手彫切手の全盛期のはず。
きっと、今以上にカタログコレクション的な収集家には、敷居が高い分野だったのでしょう。
コメント(1) 

コメント 1

渡辺達夫

小生が、はじめて手彫り切手を購入したのは、昭和34年頃の[郵趣]誌上のオークションだと記憶しています。房2銭に二重丸満月印[新潟]他二枚、満月印の
記番印二枚いずれも200円五枚計1000円でした。今でも手彫りで一番安い切手です。苦笑!
by 渡辺達夫 (2014-05-07 18:01) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

新潟の帯封「"Interphil '76" の中国.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。