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「左書き鉄道郵便印の研究」裏縦貫線の鉄郵印 [文献]

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『喜多方郵趣』には、多くの鉄郵印関係の報告や解説が掲載されていました。

サブタイトルの「裏縦貫線」と言っても、何のことやら解らない人も多いと思います。
最近は死語となりましたが、以前は日本海側を裏日本と読んでいました。つまり日本海側が裏になるわけで、そこを縦断する路線(北陸、信越、羽越、奥羽本線)を総称して裏縦貫線と呼んでいました。
例えば、あの列車火災で有名な急行「きたぐに」や寝台特急「日本海」、日本最長の昼行特急であった「白鳥」が、裏縦貫線の優等列車というわけです。

大阪〜青森を結ぶ長距離路線は、日本海側の大動脈としての使命があることから、直通、区間便をあわせて多くの郵便車が走っていました。
大阪〜敦賀は大阪、敦賀〜直江津は金沢、直江津〜酒田は新潟、酒田〜青森は青森の各鉄郵局が担当していたので、最長距離を走る列車には4区間あるわけで、これだけ分かれているのは裏縦貫線だけだと思います。

本稿の解説を読むと、裏縦貫線のみにテーマを絞っても大変な労力が必要だと気付きます。
コメント(1) 

コメント 1

わ渡辺達夫

おはようございます。
『喜多方郵趣』懐かしいです。私も
愛読しておりました。最後の鉄郵印を
松20円コイルに貼り郵頼したことが
つい、昨日のようです。
光陰矢のごとし!
by わ渡辺達夫 (2013-11-17 07:36) 

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