ネパール1902年リカット・フレーム [外国切手]
久しぶりのネパールです。
十数年前に全日展に出品した時のリーフが、そのまま残っていて、そこからの画像です。
ネパール初期の切手は、一見したところどれも同じに見えるのですが、印面の微妙な変化や色調で幾つもの発行年別に分類ができます。
画像は、その中でも一番わかりやすいタイプで、印面周囲の棒線を再刻したもので、リカット・フレームと呼ばれるもの。
1902年の発行です。
初期切手の大部分は、日本の和紙に似たネパール紙に印刷されているのですが、品質が一定ではないので色々な紙質の紙があります。
画像のものは異常に薄い紙で、それがどのくらい薄いのかというと、貼付けたヒンジの薄緑色が透けて見えているのが、おわかりになるでしょう。
この切手は、セッティング27のポジション52〜53、59〜61です。
ネパール初期切手の楽しみは、どことなく手彫切手に似ています。
十数年前に全日展に出品した時のリーフが、そのまま残っていて、そこからの画像です。
ネパール初期の切手は、一見したところどれも同じに見えるのですが、印面の微妙な変化や色調で幾つもの発行年別に分類ができます。
画像は、その中でも一番わかりやすいタイプで、印面周囲の棒線を再刻したもので、リカット・フレームと呼ばれるもの。
1902年の発行です。
初期切手の大部分は、日本の和紙に似たネパール紙に印刷されているのですが、品質が一定ではないので色々な紙質の紙があります。
画像のものは異常に薄い紙で、それがどのくらい薄いのかというと、貼付けたヒンジの薄緑色が透けて見えているのが、おわかりになるでしょう。
この切手は、セッティング27のポジション52〜53、59〜61です。
ネパール初期切手の楽しみは、どことなく手彫切手に似ています。
2013-11-13 18:00
コメント(5)
確かに、耳紙の部分にヒンジが透けて見えます。ずいぶん薄いのですね。でも紙そのものは強靱なのでしょうか?
by tabito (2013-11-13 20:09)
tabito さま
それが見掛よりも、腰があって意外と丈夫なのですよ。
そもそも、紙の繊維が長いですね。
龍銭切手の弱い紙とは、かなり違います。
by stamp (2013-11-13 20:36)
私も、何でもやですので、もう少し後期のものを集めましたが
中に、今回のように薄い紙の切手も何枚かありました。チベット切手が好きですのでその流れで。。。確かに手彫り切手に似ているところがあり神秘的です。昭和30年後半から40年後半まででしたので、材料がありませんでした。在庫のあったのは、東京駅M社、銀座のF社とY社くらいでした。
by 渡辺達夫 (2013-11-13 21:32)
ご無沙汰しています。
耳紙に赤ペンで書かれているのはネパールの数字でしょうか。
インド藩王国の切手で耳紙にコントロール番号を赤ペンで手書きというのがあります。番号違いを集めて色調との関係を調べたりしています。
by ふくだ (2013-11-14 21:27)
ふくだ さん
ご無沙汰です。
これは、欧米の切手商が覚えで「1 a」即ち、額面「1 anna」と書いたものです。
ネパールの初期切手で、マージン部分に題字を入れたものがありますが、それは初期のセッティングのもので、活字で入れています。
by stamp (2013-11-15 17:35)