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エジプト1953年 [外国切手]

画像の切手は、1952年にイスラエルとの戦争に負けたエジプトの自由将校団が起こしたクーデターにより失脚した、ファルーク1世が描かれたていた切手。
「描かれていた」と過去形なのは、見ての通り抹消されてしまっているから。

13240.jpg

この時に発売されていた全ての切手が、抹消扱いとなったと見えて下の航空切手も・・・。

13241.jpg

ご覧のとおりです。
集めて楽しい切手ではないですね。当たり前ですが美しくないし。
きっと、手紙に貼っても腹が立つだけだと思います。

ところでこの人、切手収集家としても有名でしたね。
コレクションは新政府によって売られてしまいましたが。

クーデターが起こった時には死刑になるのを恐れていたらしいですが、亡命が認められて喜んでいたと伝えられています。
その亡命先では、美食の限りを尽くして暴飲暴食三昧で、死んだのも食事中だったとか。

僕だったら、切手を眺めながら死にたいかも。
オークションで落札のショックで死ぬというのも、後世に語り継がれるかも知れませんねぇ。
家族は、恥ずかしいかもしれませんが・・・。
コメント(1) 

コメント 1

tabito

もしかすると私は不死身かも。
by tabito (2013-05-08 19:39) 

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