『赤坂郵便御用取扱所資料』 [文献]
『赤坂郵便御用取扱所資料』という資料集があります。
赤坂局と言っても東京じゃありませんよ。東海道赤坂宿で愛知県の赤坂局です。
地方の郵便局の記録は少数ですが知られており、なかなか興味深い資料が多いです。
赤坂局文書にも書状集め箱の図面とか、差立て、受取りの数など内容豊富なのですが、その中で特に目を引くのが明治4年3月の切手売り捌き枚数です。
それによると、
500文・・・15枚
200文・・・40枚
100文・・・53枚
が売れたそうです。
売り捌き意外にも仕事があることはわかりますが、ベースとなる売り捌き枚数がこの程度ですから、初期の頃はヒマを持て余していそうですね。
とは言うものの、日本人があくせく働くようになったのは、明治もちょっと経ってからのことなので、現代人が心配するほどのことでもないのでしょう。
幕末〜明治初期に日本に来た外国人は、「日本人は大らかで、ゆっくりと働く」みたいな趣旨のことを多くの人が書き残していますから。
でも、本来人間はそういうものだと思うのです。現代は超行き過ぎた合理主義だと思いますね。
明日から土曜日まで出張のため更新はありません。
次回は日曜日になります。
赤坂局と言っても東京じゃありませんよ。東海道赤坂宿で愛知県の赤坂局です。
地方の郵便局の記録は少数ですが知られており、なかなか興味深い資料が多いです。
赤坂局文書にも書状集め箱の図面とか、差立て、受取りの数など内容豊富なのですが、その中で特に目を引くのが明治4年3月の切手売り捌き枚数です。
それによると、
500文・・・15枚
200文・・・40枚
100文・・・53枚
が売れたそうです。
売り捌き意外にも仕事があることはわかりますが、ベースとなる売り捌き枚数がこの程度ですから、初期の頃はヒマを持て余していそうですね。
とは言うものの、日本人があくせく働くようになったのは、明治もちょっと経ってからのことなので、現代人が心配するほどのことでもないのでしょう。
幕末〜明治初期に日本に来た外国人は、「日本人は大らかで、ゆっくりと働く」みたいな趣旨のことを多くの人が書き残していますから。
でも、本来人間はそういうものだと思うのです。現代は超行き過ぎた合理主義だと思いますね。
明日から土曜日まで出張のため更新はありません。
次回は日曜日になります。
2012-08-07 20:56
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