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「会津の事故延着印」 [文献]

会津若松で刊行されていた『会津郵趣』という雑誌があります。手元にある創刊号を見ると昭和29年3月とありますから、こうした地方誌が相次いで創刊された時代の1誌であることがわかります。

その『会津郵趣』の昭和36年9・10・12月号に、下の画像のような「会津の事故延着印」という興味深い資料紹介が掲載されています。

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事故印というのは各種ありますけど、一番ポピュラーなのが「川支延着」印で、これなら全国どこにでもあります。
僕が雪国に引越して興味深かったのが「雪支延着」印。もともと、湘南生まれの湘南育ちなので「雪支延着」なんて、頭にありませんでしたから・・・。
それが雪国では、戦後になっても使用された例があるから驚きです。議事堂葉書なんかにも押されているのですからねぇ。

そんな事故印の会津での使用例を集積したのが、表題の報告。ローカル誌ならではの資料紹介で、こうしたものが報告されるのでローカル誌を大切にしなければいけません。
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