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ルレット目打 [外国切手]

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上の画像は、スロベニアが1920年に発行した切手の大ブロックで、目打はルレット目打。
ルレット目打というのは、普通の目打と違って極めて弱いもので、特に年月が経って来るとそれが顕著になってくる。

例えば日本切手だと秀山堂30銭がそのよい例で、この切手のブロックやシートをうっかりバラバラにしてしまった方は多いのではないだろうか。
僕も20年ほど前にバラバラにしてしまったことがある。

その経験から、こうした弱い切手はすぐに台紙で補強して、以後は台紙ごと移動をするようにしている。
画像のブロックもそうなっていて、郵趣サービス社で売っている台紙よりも厚い台紙の上下に55ミリの高さのマウントで挟んで、移動するばあいは台紙ごとにして、極力切手には触らないようにしている。
画像の切手も所々で目打離れがしているので、扱いは慎重に。

ユーゴスラビアのハンドブックによると、この切手は5×10枚が単独のものと、ガッターを挟んで2枚と3枚が並んでいるものの3種のシート構成があるらしいです。

ブロックの写真だと図案が小さくてどんな切手かわからないと思うので、下にアップの画像を載せときます。

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