明治の時刻表 [日本郵便史]
明治時代、特に中期頃までの郵便逓送を考えるのに鉄道の時刻表は不可欠な存在です。
時刻表と言えば、今なら本屋さんで毎月新しいのが買えますが、この月刊時刻表の登場は明治27年10月まで待たなければなりませんでした。
つまり、それ以前のダイヤを調べるには、単発的に発行された旅行案内(時刻表も兼ねている)や、各鉄道会社が発行した時刻表、そして官設鉄道なら告示を個別に見ていかなければなりません。
あと、意外と役立つのが当時の新聞で、告示も含めていろいろな情報が掲載されています。
ですが、これらの情報源に個別に当たるには大変な労力がかかりますし、また誰もがその情報に手軽にアクセスできるわけでもありません。
そこで簡易的に調べるのに便利な本をご紹介しましょう。
『史料鉄道時刻表 明治四〜二十六』です。
下の画像は、明治15年4月改正の敦賀長浜間の鉄道局発表の時刻表。
先ほど「簡易的」と書きましたが、注意してもらいたいのは、本書1冊で全てがわかるわけではありません。
どうしてもピンポイントで知りたい時には、やはり個別の記録に当たる必要があります。
本書は、原史料にあたることが難しい方には、大要を知るには便利な史料集なので手元に1冊備えておいて損はないでしょう。
時刻表と言えば、今なら本屋さんで毎月新しいのが買えますが、この月刊時刻表の登場は明治27年10月まで待たなければなりませんでした。
つまり、それ以前のダイヤを調べるには、単発的に発行された旅行案内(時刻表も兼ねている)や、各鉄道会社が発行した時刻表、そして官設鉄道なら告示を個別に見ていかなければなりません。
あと、意外と役立つのが当時の新聞で、告示も含めていろいろな情報が掲載されています。
ですが、これらの情報源に個別に当たるには大変な労力がかかりますし、また誰もがその情報に手軽にアクセスできるわけでもありません。
そこで簡易的に調べるのに便利な本をご紹介しましょう。
『史料鉄道時刻表 明治四〜二十六』です。
下の画像は、明治15年4月改正の敦賀長浜間の鉄道局発表の時刻表。
先ほど「簡易的」と書きましたが、注意してもらいたいのは、本書1冊で全てがわかるわけではありません。
どうしてもピンポイントで知りたい時には、やはり個別の記録に当たる必要があります。
本書は、原史料にあたることが難しい方には、大要を知るには便利な史料集なので手元に1冊備えておいて損はないでしょう。
2019-03-21 16:31
コメント(0)
コメント 0