トルコ・イスタンブール国際鉄道会議 [外国切手]
画像は、トルコの図入りアルバムから1947年発行の「イスタンブール国際鉄道会議記念」3種セット。
図案は、ヨーロッパとアジアを分けるボスポラス海峡から見たイスタンブール市内を下半に、上半には蒸気機関車が牽引する列車を描いています。
この図案なんですが、「蒸気機関車のシルエット」とか「蒸気機関車が引く急行列車」などと説明されることが多いのですが、蒸気機関車の形やイスタンブールという地名、そして、なによりも「国際鉄道会議記念」という発行理由から想像すると、オリエント急行を図案化したのではないかと・・・。
オリエント急行と言えば、アガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』。
恐らく世界中で最も読まれている鉄道小説で、特に鉄道に興味がない人でも「オリエント急行」の名前は、この小説から知っていると思います。
もし、アガサ・クリスティが居なかったとしたら、これほどまでにオリエント急行の名前が世界中に知られることは無かったでしょう。
2019-03-13 23:00
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