ドイツ・ゲルマニア時代の5マルク [外国切手]
戦前のドイツ切手といえば、最初に頭に浮かぶのはゲルマニアでしょう。
1900年発行開始なので、数字に弱い僕でも忘れることはありませんし、シリーズ自体が大きいので単片を主体とした使用済の収集でも楽しめます。
ゲルマニア切手は低額〜中額面の切手なので、その時代の高額面切手は横長で大形の他の図案が用いられていました。
画像はその中の1枚で、最高額面であった5マルク。
この高額5マルクは、ドイツ切手の中でもキーマテリアルとして有名です。
つまり、この切手が有るのか、無いのかで、そのコレクションの位置づけが決まってしまうようなもの。
と、ここまで書けば、画像の5マルク切手を持っている自分は「すげーじゃん」となるわけですが、それがちっとも凄くないわけ。
この切手、国名表記が "REICHSPOST" となっているものと "DEUTSHES REICH" となっているものの2種があるのですが、キーマテリアルになるのは最初に発行された "REICHSPOST" の方なわけ。
画像の切手は "DEUTSHES REICH" となっていますね。
だから、ちっとも凄くないんです。
"REICHSPOST" 表示5マルクのタイプ1は、永遠に僕には関係がなさそうな切手。
せめて、タイプ2くらいは穴埋めに欲しいですねー。
2019-03-03 14:01
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