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ザブトン [雑記]

皆さんは、自分が作った古いリーフはお持ちですか?
もしかすると、50年前、60年前に作ったリーフを持っている方がいらっしゃるかも知れません。
僕は、小学5年か6年頃のものが数リーフ残っているのが一番古いですね。

下の画像は、それよりもちょっと新しくて、リーフに印刷された製造年を見ると「77.5」って出ていますから、1977年5月のもの。
見ての通り、マーチンの使用済単片を順番に並べただけのもので、マーチンのアルバムの最初のページで、この後に各額面が続くという算段です。

当時は子供なので未使用よりも、大沢スタンプから購入した紙付きが主流だったので、こんなリーフになったわけ。

19028.jpg

ここで、見てもらいたいのは切手ではなくて、切手の下にあるザブトンなんです。
その昔は、ザブトンなんて発想がなくて切手をマウントに入れるか、切手の周囲を枠線で囲むのが一般的。
競争展でもそれが当たり前でしたね。

郵趣サービス社が「台紙セット」としてザブトンを発売したのが1978年。
先ほど記したようにリーフの製造年は1977年ですから、たぶんこのリーフは「台紙セット」が発売された初期の頃に作ったものだと思います。

1976年に刊行された『実戦アルバム作り』の中で、極く一部ですがザブトンに触れられているので、1970年代後半に現在のリーフ技術の一端が確率したのでしょう。
たまたま、手元にある古いリーフを見ながら、ザブトンについて考えたしだい。
コメント(1) 

コメント 1

三浦

私の手元に残る最も古いリーフは、1975年にJAPEXに出品したものが、そのまま残っています。
座布団とか、枠線の時代です。
by 三浦 (2019-01-28 01:38) 

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