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雑誌の大きさ [文献]

スタンプペディア社から、いつもより重たい封筒が到着。
いつもならオークション誌だけなので、こんな重たいはずはありません。
「なんでー??」
と思いながら開封すると、先頃発行された『フィラテリストマガジン』20号の印刷バージョンが入っているではありませんか。

18015.jpg

僕はいつもiPadで読んでいるので、印刷版ははじめて。
しかも嬉しいA5判。

以前からの僕の持論なんですが「郵趣誌は、A5判またはB5判に限る」と。
ところが残念なことに、A4判で発行されているのがけっこうあります。

僕の持論は、日本人の体格や生活環境からの視点に立っています。
日本人は、欧米人と比べると体格的には明らかに小形です。
生活では、田舎は車社会ですが、多くの人が住む都会は公共交通が主要な移動手段ですね。
そして、住んでいる家は小さくて、その大きさに合わせた本棚とテーブル。

こうした事から考えると、日本人にはA5判やB5判がピッタリサイズ。
例えば『フィラテリスト』『スタンプコレクター』など、成功した雑誌はA5判でした。
逆に失敗した『日本フィラテリー』は、大きなグラフ誌サイズ。
A5判なら電車の中でも広げて読めますが、グラフ誌サイズはとてもじゃないけど、電車の中では広げられません。迷惑行為みたいなものですね。
そもそもグラフ誌というのは、欧米の大きなテーブルの上で広げて読むサイズ。ですから日本でグラフ誌サイズが成功した試しがありません。

最近流行のA4サイズも同じことで、馴染めない大きさですね。
あれは書類なら仕方がありませんが、趣味誌の大きさではありません。
たしかに本文文字の大きさを大きくしたりして、読みやすくできる利点はありますが、それはB5判でも対応できる内容です。
公文書等の書類で始まったA4判化が、なぜ郵趣誌にまで波及してしまったのでしょうか??
僕にとっては、以前からの謎なのです。

A5判版『フィラテリストマガジン』。
なかなか良い試みだと思います。
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