北朝鮮発行の朝鮮戦争期の切手 [外国切手]
下の画像は、北朝鮮が発行した「ソウル開放記念」。
この切手、今でこそ世界カタログなどに採録されているので調べるには困りませんが、発行当初はよくわからなかったらしく『郵趣』の旧号に次のように記されています。
『郵趣』第4巻7号の「北朝鮮軍の南朝鮮占領切手」で、韓国から戻ってきた米軍将校が持ち帰った切手により、この切手の存在を確認したことを発表しています。ただし図版は未掲載。
その時の切手名称は「南鮮開放記念」でした。
そして、2号後の4巻9号掲載の「再び北朝鮮軍の南朝鮮占領切手」で写真を掲載すると共に、切手名称の「南鮮開放記念」は誤りであり、「京城開放記念」へと訂正しています。
図案は、ソウルの国会議事堂(旧朝鮮総督府庁舎)と、そこにたなびく北朝鮮国旗。
そして、1950年8月28日の占領日をしっかりと入れています。
北朝鮮風に言えば「ソウル開放の日」ってことですね。
切手そのものよりも、発行の経緯が面白いものです。
この切手、今でこそ世界カタログなどに採録されているので調べるには困りませんが、発行当初はよくわからなかったらしく『郵趣』の旧号に次のように記されています。
『郵趣』第4巻7号の「北朝鮮軍の南朝鮮占領切手」で、韓国から戻ってきた米軍将校が持ち帰った切手により、この切手の存在を確認したことを発表しています。ただし図版は未掲載。
その時の切手名称は「南鮮開放記念」でした。
そして、2号後の4巻9号掲載の「再び北朝鮮軍の南朝鮮占領切手」で写真を掲載すると共に、切手名称の「南鮮開放記念」は誤りであり、「京城開放記念」へと訂正しています。
図案は、ソウルの国会議事堂(旧朝鮮総督府庁舎)と、そこにたなびく北朝鮮国旗。
そして、1950年8月28日の占領日をしっかりと入れています。
北朝鮮風に言えば「ソウル開放の日」ってことですね。
切手そのものよりも、発行の経緯が面白いものです。
2018-08-24 21:26
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