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スウェーデン・グスタフ6世切手帳 [外国切手]

画像は、スウェーデンが1957年に発行したグスタフ6世通常切手シリーズから、30オーレ切手帳です。
このシリーズは、印面の差異によってタイプ1〜3に分かれるのですが、この切手帳はタイプ2。

15987.jpg

この切手帳の表紙は横型なんですが、ペーンは縦型。
なので、ペーンの形態を優先すると収まりが悪いので、整理用アルバムには横にして貼るしかありません。
例えば、何か図示するようなものがあれば、縦に貼って、その下に図を書き込むなどすればいいのですが、現状では画像のような感じで収まっています。

スウェーデンの切手帳は、制作工程上のことから画像のようにペーンの上付きと下付きがあって、専門的には、それらの位置関係を記号で表したりします。
画像のばあい、上の2点が上付きで下の2点が下付き。
10オーレの位置も、右付きと左付きがあって、その位置関係で異なった種類になります。
ここまでなら、よく売られている表紙から切られたペーンだけの状態でも揃えることができます。

で、今回はわざわざ表紙付きのリーフ。
上から2段目の耳紙には「1」の鏡字がありますね。
これはシリンダー・ナンバーで「1」と「2」がありますし、時期によっては数字の書体が違うものもあります。

そして、一番下の耳紙には線が2本。
これはレジスタ・マークと言って目打穿孔用のマークです。
同じものが、他の外国切手にも見ることができるので、ご存知の方も多いと思います。

こうした要素が増えると集める方は大変ですが、ペーンを集める意外にも難しさが加わって、収集内容に奥深さが増します。
あとは、テキストでウンチクが述べられればリーフも面白くなるのですが、その辺は今のところお勉強中。
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