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「Melanges de Philatelie Francaise」 [文献]

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古くからの『関西郵趣』誌の読者の中には、昭和61年3月号から連載が始まった、池田稔氏による「Melanges de Philatelie Francaise」を覚えていらっしゃる方も、特に外国切手収集家に多いのではないかと思います。

僕は毎号楽しみにしていました。
30回の連載中、フランス切手の話題についてクラシックから現代物まで、切手や消印についての幅広い解説が魅力的でした。
こうした連載は、よほど知識の深化がないと書くことができません。

最近の郵趣誌で寂しいのは、極めて間口の狭い解説ばかりで、こうした味わい深い解説が見られないこと。
小粒な収集が幅を利かせている現在では、このような記事が書ける人材が育っていないことの現れなのかも知れません。

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