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スイス・郵便配達と建造物シリーズ [外国切手]

「郵便配達と建造物」という組み合わせが意味不明なシリーズなんですが、けっこう好きな切手です。
この切手、スイスで1960年から発行が始まるのですが、多くの国でもそうであるように郵便機械化の時期と重なり、バラエティ豊かで楽しめるシリーズ。
気軽に使用済で集めても、それなりに見栄えのするコレクションを作ることができます。

郵便の機械化と言えば、燐線とか蛍光紙がすぐに頭に浮かぶと思いますが、このシリーズでは蛍光紙が使われています。
そして、下の画像がその蛍光紙のもの。

15979a.jpg

蛍光紙と言うと、普通は「検出器が必要じゃないの?」となりますが、この切手には肉眼でも区別がつく特徴があるんです。
下の画像の赤丸内がそれ。

15980.jpg

毛が見えますよね?
これが特徴なんです。
この蛍光紙には着色繊維が漉き込んであるので、ルーペで見ればすぐに普通紙との区別ができます。

コメント(1) 

コメント 1

Jim

いつも楽しく読ませていただいております。この機械化のトピックまさにタイムリー。現在スイスでは郵便の集中処理、インクジェット化が進んでおり、機械印の風景印(地方宣伝用絵入印)がほとんどなくなってしまいました(押印機自体も)。手押しの風景印も、以前はポストに放り込んでもついてきたものですが、今では局へ持ち込んで依頼しないと押してもらえないそうです。風景印の保有局も大幅減です。
機械化、集中処理もよいですが、アナログ部分も残してほしいですね。そこへ行くと日本はまだ、風景印には手が付けられておらず、ホットはしていますが。
by Jim (2018-07-30 13:59) 

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