" Färglikare " [文献]
切手収集において最も難解なのは、色の分類ではないでしょうか。
僕は、いつもこれで悩みますね。
ある一種の切手が、カタログでは何種類もの色調分類でサブナンバーに分けられていることは、日常茶飯事。
問題なのは、手元にある複数の色調がカタログで言うところのどれに当たるのか?
カタログの色調は文字でしか記されていないので、それと対応させるのは正直なところ難しい。
本書は、スウェーデンを中心として、一部ノルウェーやデンマークのクラシック切手を含めてカラー・チャートです。
北欧切手を集める上で基本となるカタログは "FACIT" ですが、本書は "FACIT" で示された色調分類を示したものです。
画像は、スウェーデンのクラシック切手でも安価に楽しめる紋章シリーズの12オーレのページ。
パッと見では、リーフに整理された切手に見えますが、これは印刷なんですね。下にあるサインは、たぶんカラー・チャートの検印のためのものだと思います。
"FACIT" カタログでは、色調はサブタイプで13種に分類されているのですが、greenish dark blue、dark blue、blue、ulmarish blueの違いなど、切手は目の前に色々とあっても、じゃあ実際はどれがどうなの?
という感じになります。
そんな時に本書を開くと、 "FACIT" のサブタイプが各切手の左下に記されているので、目で理解することができます。
実際、僕もどれだけ助けられたことか。
実際のところ、様々な国で特定のシリーズであったり、ある時間幅で区切ったカラー・チャートが刊行されています。
自分が専門収集する範囲で刊行されている時は、基本文献として入手されるべきものでしょう。
僕は、いつもこれで悩みますね。
ある一種の切手が、カタログでは何種類もの色調分類でサブナンバーに分けられていることは、日常茶飯事。
問題なのは、手元にある複数の色調がカタログで言うところのどれに当たるのか?
カタログの色調は文字でしか記されていないので、それと対応させるのは正直なところ難しい。
本書は、スウェーデンを中心として、一部ノルウェーやデンマークのクラシック切手を含めてカラー・チャートです。
北欧切手を集める上で基本となるカタログは "FACIT" ですが、本書は "FACIT" で示された色調分類を示したものです。
画像は、スウェーデンのクラシック切手でも安価に楽しめる紋章シリーズの12オーレのページ。
パッと見では、リーフに整理された切手に見えますが、これは印刷なんですね。下にあるサインは、たぶんカラー・チャートの検印のためのものだと思います。
"FACIT" カタログでは、色調はサブタイプで13種に分類されているのですが、greenish dark blue、dark blue、blue、ulmarish blueの違いなど、切手は目の前に色々とあっても、じゃあ実際はどれがどうなの?
という感じになります。
そんな時に本書を開くと、 "FACIT" のサブタイプが各切手の左下に記されているので、目で理解することができます。
実際、僕もどれだけ助けられたことか。
実際のところ、様々な国で特定のシリーズであったり、ある時間幅で区切ったカラー・チャートが刊行されています。
自分が専門収集する範囲で刊行されている時は、基本文献として入手されるべきものでしょう。
2018-01-02 15:17
コメント(1)
私の中でFACIT(ファシット)と云うと"切手関連"では無く"仕事関連"になります。
私の云うところのFACITとは、スウェーデンを代表した計算機のメーカーでした。
日本が経済大国第2位の地位をドイツから奪ったものの、ヨーロッパではドイツ製品が溢れており、むしろ日本製品にお目に掛かる事が少なかった様に思います。
個人的にはドイツ製品が好きでは無かったので、”国産(スウェーデンとして)”を主に愛用していました。
経営に失敗して会社(FASIT)そのものが無くなってしまいました。
仕事を通して知り合った方々との交際もあったので辛いです。
今の日本が置かれている状況も似ていて怖くもあります。
往時を振り返り、栄枯盛衰を思い浮かべてしまいました。
by 通りすがり (2018-01-25 20:45)