SSブログ

12名の初出品者 [雑記]

サボりにサボって、今年最後の記事になってしまいました。
更新が無くても、毎日覗いてくださる数百人の方にはありがとうございました。

さて、数日前に到着した『郵趣』1月号。
30年前なら、新年号から始まる新企画に心を躍らせたものですが、今年も新鮮味の無い1月号となっての配達です。

記事の中に「JAPEX2017審査総評」というのが審査員長名で掲載されており、その中に「初出品者12名」という記述があります。
この数字は大きな意味を持つ数字であると、僕は考えます。
郵趣人口がドンドン少なくなる中で、郵趣という趣味の中でも特にマニアックな競争展に、12名もの人が初出品したというのですから。

今後のJapexを考える上で大切なのは、初出品者の今後ではないでしょうか。
この方達が、
「やっぱり難しくてダメ」
「ステップアップするには、どうすればいいのかわからないよ」
と言って、せっかく入った競争展の入口から出て行ってしまうか。
それとも、
「次は、もうワンランク。もしかしたらツーランクアップできるかな?」
と思い、奥深くに入って来るのか。

競争展における出品者へのケアに対して、審査評や審査員との対話がありますが、経験の浅い出品者に対しては、一過性のこの限られた方法ではほとんど効果が無いと思えます。

それよりも、長いスパンでの継続的なケアが必要ではないでしょうか。
その辺の仕組みをJPSとして、どう考えているのか。
この問題はJapex審査員の仕事の範囲外であることはもちろんですから、JPS全体の問題として組織として考えるべきことでしょう。
つまりJPS最大行事であるJapexの10年後、20年後の姿を見据えた戦略として、考えるか必要があるということです。

Japex初出品者。
この方達が、将来のJapexを盛り上げる貴重な人材であるという認識をすることが、JPSの将来にとって大切なことだと思います。

コメント(1) 

コメント 1

伊藤昭彦

正鵠を得た意見だと思います。大きな組織に初出品者個々人に対するフォローは難しいですが、JPSであれば支部がありますので支部組織のベテラン出品者が支援する方法も取れる場合もあるのではと思います。いずれにせよ、柔軟な対応が必要ですね。
by 伊藤昭彦 (2018-01-01 12:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

高山本線全通記念" Färglikare " ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。