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1000円・吉祥天立像 [日本切手]

15660.jpg

第4次ローマ字入りシリーズの最高額面である1000円・吉祥天立像。
発行は、1975年4月22日ですね。

この切手の登場には、とてつもない衝撃を受けました。
発行を知ったのは『スタンプ・クラブ』誌上だったのですが、現行切手で1000円という額面は、とにかく呆然とするような額面でした。
当たり前ですが郵便局で買って1000円だし、切手商ではそれ以上ですからね。
小学5年生にどうしろと・・・。
小遣い1ヶ月分以上の額面ですから。

で、結局のところ、未使用を買ったのはかなり経ってからですね。
たぶん大学生になってからかな?

画像の銘版付の下1列は、この切手が無くなると言うので、あわてて補充したもの。
地元の局には無かったので、取り寄せてもらってシートで買いました。
下1列を除いて、ゆうパックに使ってしまいましたが。

コメント(3) 

コメント 3

伊藤昭彦

1枚なら子供でも買える価格。これは子供の収集家を増やすには重要ですよね。今は訳のわからない小型シート形状の切手やシール切手ばかりで、大人でも完全に収集するのは困難です。安価な使用済みを子供に勧めたくても、いざ収集するとなると結構大変です。そして持っていても価値が上がる訳でも無く、労多くして報われないのが切手。子供はこの点に結構シビアですから、日本郵便も切手発行政策を見直さないと駄目です。
by 伊藤昭彦 (2017-08-22 12:43) 

stamp

伊藤さん
いつも、ありがとうございます。
日本郵便は、郵趣家はどうでもいいのです。
郵趣家が郵便局に落とす資金なんて、たかが知れていますからね。
それよりも、郵趣家ではない「かわいい切手愛好家」が大切なんでしょう。
「かわいい切手愛好家」戦略は当たっているし、商売としては成功しているのではないでしょうか。
微々たる額の死蔵される切手よりも、使ってもらえる多くの切手の方が日本郵便の良いお客様だと思います。
郵趣家を相手に商売が成り立つのは、イギリスやスウェーデン、フランスなどのグローバルな展開をしているところだと思います。
日本切手は、そうした意味で市場規模が小さいですから。
by stamp (2017-08-22 15:53) 

伊藤昭彦

stampsさん

 実際はstampさんの仰る通りなんでしょうね。でも年に一回くらいは日本の印刷技術を世界に誇示できるような切手らしい切手を発行して欲しいなと思っています。(笑)
by 伊藤昭彦 (2017-08-23 11:20) 

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