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『スタンプニュース』休刊号 [文献]

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昭和40〜50年代に収集されていた方なら、『スタンプニュース』はある程度馴染みの郵趣雑誌だったのではないでしょうか?
A5判10ページで、切手商組合加盟店ではサービスで無料で配っていたものです。

僕も、地元にある馴染みの切手商で子供の頃から毎月もらっていました。
後に郵趣サービス社の『ふいぶる』が刊行されるようになると、毎月2誌がタダでもらえたわけですね。

内容は、軽い読み物が数本と、内外の新切手からちょっとした話題を解説した記事が主体で、『郵趣』や『スタンプクラブ』などよりは柔らかいものでした。
その所為かも知れませんし、タダのものは大切にしない方が多いのかもしれませんが、丁寧に毎月保存された方は少なかったようで、僕の知人には揃えて保管している人はいないようです。
大部分が捨てられてしまったのでしょう。

画像は『スタンプニュース』の最終号で、昭和60年6月の258号です。
取り敢えず休刊という形で、最終ページに小さく載っているのですが、事実上今号で廃刊になってしまいました。
最終号の連載は大谷博「切手あれこれリポート」(22)、魚木五夫「アメリカ切手とその収集」(35)、山崎好是「切手に生きる」(67)でした。
魚木、山崎両氏の連載は、刊行が続いていたら更に回数が伸びていたと思われますので、途中で打切りは残念なもの。

正確には覚えていないのですが、僕がもらいだしたのは100号前後位からだと思います。
後にお店に残っていた56号以降をもらって揃えたのですが、55号以前が手元にありません。
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