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塔30銭マ版 [日本切手]

塔30銭は、三島氏による『東海郵趣』の連載を経て『五重塔30銭切手の研究』として総括され、それが新井氏に引き継がれ『昭和切手研究』、そして近年の『30銭塔切手の版別分類』へ、というのが大きな流れですね。

下の画像は『昭和切手研究』では、マα2版の特徴として紹介されています。ポジションは83です。
赤丸で囲った、塔の相輪が完全に切断されています。
『昭和切手研究』では、この83番切手の変種の有無によって、α1と2に分類していました。

15290a.jpeg

ところが『30銭塔切手の版別分類』では、このマ版を1〜6版に細分し、83番切手の欠損の有無と程度(薄い、半欠け、欠損)と裏乗りの有無により分類し直しています。
この分類によると、上の画像は5または6版になります。

僕の手元には、欠損部分が薄いものや半欠けのものはありません。
ホイホイとすぐに入手できるとは思えませんが、それらを入手して横一列に貼る必要がでてきました。
入手には、きっと苦労するでしょうねぇ。
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