SSブログ

全日展の入手品(3) [外国郵便史]

入手品といっても、これも昨日と同じく頂き物。

実は、前日にフランス物をebayで入手し損ねていたので、本国ではないですけど関連領域なので、頂けて嬉しかったですね。
しかも、消印が鮮明。

15228.jpg
15229.jpg

貼付切手は、Indo Chine 1892年発行の25サンチーム。
押されている消印は、幾つもあって以下のとおりです。
Saigon Port 1899, 8, 21 1便(抹消印)
Saigon Central 1899, 8, 21 3便
Singapore 1899, 8, 24
Rangoon 1899, 9, 1

サイゴンから、ラングーンまで10日です。
真ん中に細長いマレー半島があるので、シンガポール経由の船便なのですが、直線距離の2倍は大回りしてますね。

航空機は別にしても、鉄道があればかなりの短縮になるはずですが。
イタリア半島は早くから鉄道が縦断していたおかげで、かなりの逓送速度がありましたよね。日本発のヨーロッパ方面便はかなりの恩恵を受けていました。

逓送手段を考慮した郵便史コレクションは、面白いと思います。
例えば、マレー半島を中心とした地域史的なコレクションとかね。
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。