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米国・1922年シリーズ2セント・横コイル [外国切手]

6月9日の日誌で、1922年シリーズ2セントのタイプ2のシート切手を紹介しましたが、今日のは同じタイプ2のコイル切手。

15165.jpg

消印は機械印の波部でつまらないのですが、うまい具合にちょうどタイプ2の特徴部分がよく見えていて、使用済としては好ましい状態です。
下の黒丸部分がそれ。

15166.jpg

切手自体としては若干印面が右寄りですが、この状態のものでも探すとなると意外と難しいと思います。
僕が、子供の頃に熱心(比較的?)に集めていた米国切手をきっぱりと止めてしまったのは、センターが悪い、消印が汚いものばかりでウンザリしてしまったのも理由の1つ。
米国切手は、他国と比較するとそんなのが多いと思います。

ところで、このタイプ2ですが、ジョールの解説書と呼ばれている " UNITED STATES POSTAGE STAMPS 1902-1935 " には記述が見られません。
というのは、その頃はタイプ2の存在が知られていなかったからで、その存在が明らかにされたのは、ジョールの解説書が刊行された翌年の1936年でした。
コメント(2) 

コメント 2

辺見まり

センターも、消印も悪いアメリカ切手ですが紙は丈夫なものが多い気がしませんか??
消印も80%は波部、残りの15%が標語部、4%がキラー印で、最後の1%にとんでもない美消し(日付部)があったりしませんか???
100%無いのなら最初から集めませんが、残りの1%が悩ましいですね~
by 辺見まり (2015-06-25 16:26) 

stamp

辺見まり さん
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
米国切手の場合は、インクが強く汚れた消印が他国と比較すると多いですね。
その反対に位置するのが、スイスやスウェーデン、ノルウェーなどではないでしょうか。
おっしゃっている美消というのは、いわゆる満月印のことだと思います。
満月印というのは、肝心の印面デザインを殺してしまうので、綺麗な消印によるカタログコレクションのばあいは役に立ちません。
局名と年号がわかり、印面の主題がハッキリと見れるマテリアルで揃えようとすると、米国切手のばあいいつまでたっても穴が埋まりません。
by stamp (2015-06-25 17:37) 

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