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小島勇之助(その2)

画像は、『郵楽』11巻11号(大正14年11月)に掲載された、小島勇之助氏による広告。

15101.jpg

個人が出す広告と言えば、普通は売買に関係するものだと思いますが、これは違います。
日本切手全揃いが完了しましたというもの。
戦前は、これに類似した個人広告が幾つかあります。
そういう時代風潮だったのでしょう。今なら???ですが。

それにしても、どのようなレベルでコンプリートと言っていたのでしょうか。
小島コレクションの断片的な記録は残されていますが、全容は伝えられていませんからね。

この広告を出した後に、それを見た年長の人の間から「若造のくせに、小島は生意気だ」と陰口を叩かれた。なんて記事をどこかで読みました。
どこで読んだのだったかな?
コメント(1) 

コメント 1

KURODANI

7日に続き、小島勇之助について触れていただきありがとうございます。小島勇之助は私の母の父、私の祖父にあたります。亡くなった時は、私は中学生でした。大川如水氏が葬儀に来ておられたのを覚えています。叔父たちは切手に興味がなかったためコレクションは消えました。西岡辰二氏の切手商売65年によれば、フジスタンプが買ったとされていますが、さて。祖父の日記が私の手元に転がり込んで来たので、最近通読しましたが、祖父が切手を集めていた時代はまさに羨ましい時代です。
by KURODANI (2015-05-21 22:31) 

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