SSブログ

『ふるさと切手+風景印マッチングガイド』 [文献]

15078.jpg

昨年のパート1に引き続き、パート2が早くも刊行です。
最近の風景印ブームは、一昔前では考えられないものがありますが、正直パート2が出るとは思いませんでした。

今回も、オールカラーでふるさと切手と風景印の組み合わせが、北海道から沖縄まで満載です。
ある一つの風景印があって、それに相応しい切手を選択するのは、題材を調べるなど中々手間暇がかかりますが、それがまた楽しいのだと思います。
まぁ、僕にはそんな根気はありませんが・・・。

本書に掲載されている数々の図版を見ていると、そのマッチングの楽しさや美しさがよく伝わって来るので、こうした風景印集めも楽しそうに思えてきます。
ただ、この方法で集められた収集品を見ると、風景印と同じくらいに切手も目立ってしまっているので、風景印主体で集めている古典的な人には向かないのではないかと思います。

例えば、僕は風景印を名刺カードに通常切手を貼って押していますが、そこには、あくまでも風景印が主体で、切手は押印の手段でしかないという考えがあります。
ですから、切手が目立ってしまってはいけないのです。

しかし、こんな保守的な風景印の楽しみ方をしている自分でさえ、本書を見ると切手と風景印のマッチングの楽しさが十分に伝わってきます。
本書は、読む本というよりも、眺めて楽しむ本として作られています。
こうした楽しさは、文字表現では決して伝わりませんから、マッチングを楽しむ本として十分に成功している編集だと思います。
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

イギリス・切手発行100年パリ市内局 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。