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力作 [雑記]

14354.jpg

「力作って何がよ」と思われると思いますが、リーフ全体のことではありません。
リーフの中に鎮座している地図のこと。

この地図は、ネパールの20世紀初頭の頃の郵便線路図が描かれています。
ネパールの白地図を用意して、当時の郵便局を全て図上に落とし、そして郵便線路でそれらを結んだもの。
ネパールでは、20世紀中頃まで郵便局数は少ないので、全局を表示してもこの程度なのです。

ネパールの地名と言えば、普通の日本人ならカトマンズを知っている程度で、あとポカラを知っていればよく知っている方だと思います。
ですから、カバーの消印データを示しても「いったい、それはどこ?」となるのが当たり前です。
そこで、その疑問を解消するのに地図を作ったわけ。
該当する局名を表示して、逓送ルートを赤線で強調すると解りやすいかなと。

もともとこうした地図は、郵便史では逓送ルートを示すのでよく使われています。
問題は、リーフ上でさりげなく表示する方法ですね。
今のままでは目立ちすぎるので、試行錯誤で改良すれば良いかなと思います。

この地図を作るのに、1日を費やしました。
出来は、まぁいいかなと。
コメント(4) 

コメント 4

RT

初期のネパールの切手って、味わいがあって良いですね。
貴ブログの中で、一番好きなジャンルです。

by RT (2015-01-26 20:14) 

stamp

RT さま
いつも、ありがとうございます。
ネパール切手に興味を持っていただきまして、ありがとうございます。
ネパールは、現代物でも発行政策がマジメで、国別収集するにはよい国だと思います。
by stamp (2015-01-26 20:36) 

伊藤昭彦

stamp様

 このカバーのタイトルとして、1907 16 piceの下に2倍重量書留便と記載すると審査員や参観者にとって理解しやすいリーフとなります。タイトルが付けられるカバーは、ありふれたカバーでは無い訳ですから、記載しないともったいないですよ。
by 伊藤昭彦 (2015-01-27 08:08) 

stamp

伊藤 さん
ご無沙汰です。いつもありがとうございます。
競争展に出す時には、おっしゃるとおりですね。
JAPEXの時には、より見易い作品に仕上げたいと思っています。
前回は金銀だったので、もうちょっと上が欲しいかな。
by stamp (2015-01-27 20:43) 

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