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フランス船内印 [外国郵便史]

2日続けて予定外の宴会が入ってしまい、更新が止まってしまいました。

画像は、金閣寺を描いた絵葉書を使ってフランス船内で差出された Merindol 宛の葉書。

14311.jpg

これだと見難いので、船内印の拡大画像を下に載せておきます。

14312.jpg

マルセイユ・横浜間のラインNで、1902年12月13日の使用例ですね。
左下には Merindol の到着印があって12月30日です。

このラインNは、時代と共に以下のように変遷しています。
・1862〜1870年:スエズ・香港
・1870〜1871年:マルセイユ・香港
・1871〜1887年:マルセイユ・上海
・1887〜1910年:マルセイユ・横浜

こうしたことがわかって来ると、1910年の使用例が欲しくなって来ます。
日本切手なら台切手は菊でしょうけど、日本物はお高いので、画像のようなフランス切手の使用例でも全くかまわないというか、どちらかと言うとフランス切手での使用例の方が欲しいですね。
コメント(3) 

コメント 3

tabito

震災8銭上にこの消印だったと思いますが、かつて使用済み単片を見たことがあります。今ひとつ状態がよくなかったので見送りましたら、その後同種のものはとんと見かけません。
30年以上前になるでしょうか、昔のことを思い出してしまいました。
by tabito (2014-12-28 08:07) 

stamp

えーっ!
震災にですか?
そんなことがあるのですねェ。
もう、ビックリです。
by stamp (2014-12-28 10:23) 

Fussy

stamp殿がビックリとは私がビックリ
by Fussy (2014-12-28 11:04) 

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