ネパール1907年シリーズの使用済 [外国切手]
画像は、ネパールのセカンド・シリーズから1907年発行の16 pice 切手で、最近になって eBay で即売に出ていたもの。
これは、掘出し物でした。
ドイツからの出品だったのですが、押されている消印の重要性を全く無視したお値段でした。
つまり、日本で言えば『組合カタログ』とか『さくらカタログ』の使用済価格で売っているようなものと言えばよいでしょうか。
ネパールについては専門カタログと呼べるものが無いので、専門収集家でないと切手と消印の関係を考えるのは無理かも知れません。
押されている消印は、Standard Hexagonal Cancellation と呼ばれるタイプで、通常はファースト・シリーズとの組合せで見られるものですが、セカンド・シリーズの極めて早い使用例だと、画像のような組合せになるのです。
不統一印の押された小判切手みたいなものと、思ってもらえればよいですね。
次回のネパールの出品作品に、威張って使えます。
2014-11-26 18:00
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